不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上




なんでリンリンを知ってるんだ?

こいつが、リンリンを狙ってるやつなのか?




「うおおお、怖い怖いやめてやめてそんな戦闘体制入らないで!!」


こんなふざけた野郎がか…??




「てめぇ、何もんだ」


最初に口を開いたのはツバサさん。
光龍には特攻隊長なんてそんなもんはないけど、ツバサさんは俺たちの中では特攻隊長同然。


ツバサさんのこんな低い声、滅多に聞いたことがねぇ。


アカリさんもハルキさんも殺気がビュンビュンだ。




「ちょ、まじ怖いから!今日は話をしに来ただけなんだって!!」


「あんたらがあまりにも勘違いしてるからね」


やれやれとと言った風に口にする中学生くらいの男の子。
こいつも関係者なのか?



「ちょっとアヤトくん?!火に油注がないでくれる?!」




にしても中学生くらいのやつがよくこの殺気の中平然としていられるな…。
俺たちでも腰が引けそうだって言うのに。