不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上








***




1人で教室の席に座っていると





「あれ?!花子ちゃん?!」




は、花子……


呼ばれ慣れしてないから、一瞬誰のことかと思ってしまった。





隣の席を見ると、あの可愛い翔子ちゃんが。


私の初めての女の子のお友達。





『翔子ちゃん、おはよう』



「おはよー!久しぶりだね!」




相変わらず笑顔が眩しい翔子ちゃんに癒しをもらっていると、





「よう、偽名女。俺にはあいさつなしかー?」



どかっと私の前の席に座った男。

きっと翔子ちゃんと一緒に登校して来たのだろうけど、私は翔子ちゃんに夢中だったわけで




『気づかなかったごめん、公平くん』



「おいおい、それが今日歓迎会参加してもらう奴の態度かよ」




『え、歓迎会……?』




何それ。一体誰の歓迎会??



頭の中が一気にクエスチョンマークになった。




と、



「ちょ、公平!!!何言ってんのよ!サプライズって言ってたじゃない!!」



バシンと公平くんを叩く翔子ちゃん。





え、ええええ?