不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上




ショウside



あの女から目を離すな。



そう言われている俺は、他クラスだが仲間であるタカヒロにあの女を任し、旧校舎に向かった。




今は授業中。

だが、あの人たちはこの旧校舎の第2音楽室にいる。




______ガチャ


ドアを開けると、光龍の奴らが数人集まっていた。





「ショウじゃん。珍しくね?お前がサボんの」


「いや、お前サボっちゃだめだろ!姫どーしたよ」








「あの女はタカヒロに任せてある。

……それより…総長、お話があります。」






_____『私を嫌いなままでいて。』_______そう言って前を向いたあいつの後ろ姿を見て、居ても立っても居られなくなった。