不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上












それからの1ヶ月、言われた通り私は学校に通う事はなかった。


ハルキには「ごめんね、本当は自由にさせてあげたいんだけど…」と謝られたが、前の生活より全然自由だから別いいんだけど、




ただ……

夜になるとアカリがきて、服を剥ぎ取られ傷を確認させられる。



あの夜から、ずっと。



恥ずかしくて恥ずかしくて仕方がないのに、力では叶わなくて、それでいてアカリの手や唇の感触に溺れている自分がいた。


肝心な所には触れてこないアカリだけれど、その時だけは全てを忘れていられるような、そんな気がして心地いいんだ…。




朝、


ボー…と起き上がると、案の定隣にアカリはいない。

寝込みを襲ってくるくせに同じベッドでは寝ようとしないアカリ。



そんな彼が昨夜言っていたことをふと思い出した。


“傷、もう治ったな。明日から学校行くぞ。”





はっ!


じゅ、準備しなきゃ!!