不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上






『やめて…やだ…離して…』



「別に犯したりしねぇよ」




真っ直ぐ見つめてくるアカリと、恥ずかしさで涙が溢れそうな私の目が合う。



「……何もしねーから。逆効果だ。泣くな」




『っだったら、何で…!』



「確かめるだけだ」



『タシカメル?』



「お前の身体のどこに傷があるか」





そう言うと、アカリは私の身体の傷を探すように優しく触れてくる。


そして傷を見つけると、そこに口づけを落としていく。




「……お前、こんなとこどうしたら傷ができんだよ」


ちゅ


『っっ』



「ここにも傷がありやがる」


ちゅ


『ぃや…』