不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上




「お前…ほんっとに自覚がたんねぇみてぇだな…」



低い声でそう言うや否や、ベットから降りてこちらに近づいてくる。





さっきまでは何も考えずにいたけど、さすがドンドン近づいてくるアカリに羞恥心が見え隠れする。




『ちょっ……まっ…!』



距離を取るために焦って後退したけど、そんなの無意味。



ぬっと伸びてきた手に腕を捉えられ、いとも簡単に捕まってしまった。



そして、そのままいつかの日と同じようにベットの上へと放たれた。