上から下までジロジロと見られる。
『してない。痛くないもん』
「馬鹿か!お前の痛くねぇは信用できねーんだよ!」
バシっと軽く頭を叩かれた。
『……痛い。』
「嘘つけ…って、ほら。言ってるそばから肘擦りむけてんじゃねーか」
あ、本当だ。
全然気づかなかった。
と、
『ぎゃっ』
無有を言わせぬ早技で、あっとう間にツバサに担がれる私。
驚愕している私を他所に、降りてきたばかりの階段を、私を担いだままツバサは登って行く。
『1人で歩ける…』
「うるせー黙ってろブス。これ以上怪我されたら迷惑なんだよこのブス」
何回ブスって言えば気が済むんだ…。



