不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上



すると、




「ぎゃああああああああああああ」


「お許しをおおおおおお」




『?!』



いい雰囲気を壊すかのように突如下から聞こえてくる叫び声に、私はビクッと肩を震わせた。





「おーおーやってるやってる」


ハルキさんは、この叫び声の正体が分かっているのか、楽しそうにハハハと笑っている。






「いやああああああ」


「助けてえええええええええ」




叫び声はまだ聞こえてきて__






『な、なんなの…』



「ツバサの野郎が暴れてやがる」



若干ビビっている私に、アカリさんが教えてくれた。




さすが総長と副総長。
見なくてもわかるのか…


そういえば、回し蹴り食らわせてやるとかなんとか言ってたような…