不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上








上の部屋で、アカリさん、ツバサさん、ハルキさんとご飯を食べている時だった。




「お前、下の奴らに護身術教わってるんだってなぁ〜〜?」



ツバサさんが、ニヤニヤと馬鹿にしたような顔で言ってきた。




『まぁ…』


「そういえばさっき回し蹴りみたいなことしてたよね」



ハルキさん…余計なことを…





「よし!その回し蹴り俺様にやってみろ!」



やっぱり。
そんなことになるだろうと思った…



ご飯中だというのにすくっと立ち上がったツバサさん。





『怪我するよ?』


「はん!お前如きの回し蹴りなんざどーってことねーわ!」