ドキドキドキドキ
心臓がうるさく鳴る。
階段の上から見るクリアな世界。
そこはやっぱり最初に見たようにカラフルな色。
金髪、銀髪、赤髪……
なんてぼーっと眺めていたら
「おーい!お前ら!総長からお許し出たぞ〜〜!姫のお披露目だー!」
ツバサさんがいつものバカでかい声で叫んだ。
すると、100人近く下にいる人の顔が一斉に上がった。
同時にビシバシと視線を感じる。
「ついにお披露目だってよ!」
「あ、本当だ!上に女いる!」
「すっげえ可愛いな!いつもフード被ってたから顔わかんなかったわ」
「やっとお披露目か〜〜」
…こ、怖い。
こんなに注目されたことなんてない。
ましてや私はつい最近外の世界に出たばかりだ。



