「ツバサ…声がでけぇ……」 アカリはそう言いながら、部屋へ入って行く。 ハルキも続いて部屋に入ると、 「ハルキも帰ってきたのか! …………って、はぁぁぁぁぁぁぁあ?!」 ハルキに担がれている私を指差しながら、ソファーに寝ていたであろう金髪の男の子は、ずどんと、そこから滑り落ちた。 「いや、うん、わかってはいたけど、ツバサ馬鹿すぎ。」