不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上




「何も知らないで守られてるなんて、さらに腹立つなお前!!」



『ま、待って、どうゆうこと…?』



「”姫”ってのは、チームのみんなから守られる女のことで、お前なんかがなっちゃいけねぇーもんなんだよ!!」






物置部屋から、声が聞こえなくなった。




って、こんな立ち聞きしてる場合じゃねぇ。




はっとすぐさま中に入ろうとすると、








「待て」





俺の、尊敬する人の声が聞こえた。