不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上




「偽名女どっち行ったんだよ」



「え〜と、あっちだ」



「……音楽室と真逆じゃね?」



「知るかよ。俺に言うなよ」



「てか、お前何で動けなくなってたんだ?」




進みながら公平に質問された俺は、つい顔をしかめた。




自分の喧嘩の落とし前もつけらねーとはな…

かっこ悪くて言えねぇ…





と、






「おい、あれ」