「あの女ってどの女だよ」 「あの転校生に決まってんだろ」 「あぁ!あの偽名女ね!…やっぱ光龍と関係あったか〜。ったくしょうがねーなぁ」 ブツブツと文句を言いながら、公平は俺の腕を自分の首へと回す。 こいつは小さい頃から頭がキレる。 きっとこの会話だけで状況を理解したに違いない。 いつも喧嘩の作戦を立てるときにハルキさんが必要とするくらいだ。 だか、こいつは協力はするものの、チームには絶対に入らない。 それはきっと、あの三村翔子の存在があるからだろう。