急いでショウくんの後を追う。 これでもかって走った。 『っはぁ、はぁ、っ!』 追いついて見えたのは、階段の手すりに捕まり、苦しそうにしゃがみ込むショウくんの姿だった。 すぐさま駆け寄った。 『肋骨がヒビ入ってる!病院に行こう!』 そう言った私の声にショウくんは顔をあげ、目を見開いた。 その顔は、何でそんなことわかるんだって顔。 さっきショウくんに触れた時、”見えて”しまったんだ。