「先輩のいい噂をきかないから」 「それは単なる噂でしょ」 まるで手首に手錠をかけられたみたいにスカーフが巻き付いた 「俺にしときなよ」 「何言ってるか分かってるの、早くこれ外してくれない?」 肩をそっと抱き締められたかと思うととんでもないことを耳元で囁いた 「愛してるよ」