「かずゆき……?」 わたしは目を見開いてかずゆきの存在を確認した 「今朝はどうしたの?心ここにあらずな感じだったよ。まさか、先輩と何かあった?」 ゆっくりゆっくり優しい口調でかずゆきは眠りから覚めたばかりの私に告げるのだった 「べつに先輩とは何もないよ、ただ…少し早く生理になっただけ」 「本当にそれだけかな?」 わたしはかずゆきの問いに得体の知れない優越感を覚えていた