「そうね…もも子、かずゆきに言ってあげたの。ほら、まなかちゃんが持ってた妊娠検査薬を借りて、妊娠しちゃったって…ただそれだけよ…クスクス」 吉永もも子はわたしのお腹を撫でながらそんな告白をしたのだった 「…今、なんて?」 「しつこいわね、もも子が妊娠したって嘘ついたのよ…それよりも」 吉永もも子は話を切り替える