どれくらい経っただろう

雨足が落ち着くと私の涙も拭うことを思い出した

わたしは雨に打たれて泣き崩れたかった

どんなに泣いたって現実は変わらないけれど

そうすることで強くなれる気がしたのだ

わたしはひとりの母親になる

強くならなければいけないのだ