スカートのホックに手をかける前にまさふみ先輩の姿を確かめると 俄かに口元が緩んでにやけているようにみえた だらしなくてむさ苦しく男を感じてしまうものがあって なんだか意識してしまい普段のように素早く着替えることができなかった 「いいねぇ、初々しくて。これはまたこれでそそるわ」 顎に手をやり、唸りながら感想を述べる