恋の禁断症状


あんたって扱いにくい男ね、と声を押し殺したような言葉に思わず耳を疑ってしまった

「言い方を変えるわ、彼女の靴を隠したのはこのわたしよ。結城さんにはまだ学校に残っていて欲しいの」

「きみ、自分が何を言ってるのか分かってるの?」