「私には、条件がある、言うよ。 ………一つ。 今自殺したい奴はいるか?」 ……………。 沈黙が流れ、誰も手を挙げはしない。 「………ふん、 ……死にたい奴は死ねばいい、自分の決めたことだからな、………… 二つ、相談をしに来るな、自分のやったことなんだから自分で直すもんだ。わざわざ悪いことしなけりゃ相談は来ないだろう、………… 三つ、すべて私にとって嫌なことをやった奴は、注意する。……………… なんか質問あったら手挙げろ」 すると素早く手が一本ぴょこんと出てきた。