「次、美弥を泣かせたら容赦しないから」



「んなこともうねぇよ」



「ならよし!ほらっ!俺今から仕事だから行った行った!」



そう言って家から追い出された



「あっ、美弥!こいつに飽きたらいつでも来て良いからね!
バイバーイ」



パタン



「なんなんだ?あいつ…」



私も思った



「まぁ、これで一件落着だな」



『そーだね』



「美弥」



『ん?』



いつになく真剣な表情の一樹に、私はドキッとした