real feeling…



「あれ?何してるの?」



『一樹が会社で倒れたらしいの
それで、同僚の人に呼び出されちゃって』



「それで、行くの?」



『うん…』



「そっか…」



『あっ、夜ご飯作っておいたから、食べてね
じゃー行ってきます!』



そう言って、鍾馗に背を向けた



「待って!!」



振り返ってみると、鍾馗はなぜか真剣な面持ちだった



『どうしたの?』



「あっ、あのさ…」



鍾馗の顔は、少し赤く染まっている

また熱?