「美弥…泣いた?」



『な…んで?泣いてないよ』



バレてしまったことに、少し動揺した



「そっか…」



『鍾馗お粥食べる?』



「食べる…」



『じゃー作ってくるから横になっててね
寝ててもいいよ 起こしてあげるから』



「ん…」



話そらしちゃった…


やっぱ弱いな…

お粥を作り部屋に持っていくと、寝ていると思っていた鍾馗が起きていた



『起きてたんだね』



「ん…待ってた」



『熱いから、気を付けて食べてね あっ薬も飲んでよ』



「うん…いただきます」



『どうぞ 私台所片付けてくるね』