「ラスト1周!」
 「はい!」
 
 「じゃあ、朝練終わり。」
 「きおつけ。ありがとうございました。」
 「ありがとうございました!」

 やっと終わった。

 「おつかれさまでした。」
 「おつかれー」

 先輩におつかれさまでしたと言って、教室へと向かう。
 朝練が終わってからと夕練が始まるまでが、私にとっては、毎日の楽しみ
 クラスの女子ならみんな普通に話せる。
 
 
 「美咲おっはよー」
 「あ、おはよー青空(はるか)
  そこはいっていい?」
 「はいていい?もなにも、この更衣室、私のものじゃないし。」
 
 青空はわたしの親友。
 いつも、一緒。

 「わー美咲あいっかわらず汗すごいねー」
 「そりゃ、4キロ走りましたから!」
 「私、そんなの一日で死んじゃう!」
 「もしそうなら、何個命あったってたりないよー
  あ、今度の日曜日、部活ないから、遊びにいかない?」
 「うん!いいよ!いこいこ!」
 「じゃあ、私もう着替えれたし教室行っとくよ!」
 「え!ちょっとまって!わたしもいく!」

 ほんとにマイペースなんだから!