「先生、痛い! 凄い痛いよ!!」
痛いって言った途端、涙が零れた。
痛いよ痛いよ!!
痛すぎる!!!!
泣き出した私を井先生が保健室に連れて行こうとした時、
久美子が私の背中に腕を回し、一緒についてきてくれた。
理子と小百合は、痛いを連呼している私を心配そうに見ていた。
「骨折してるわね。
すぐに病院に連れて行って下さい」
保健室の先生の一言で骨折が明らかになり、痛みが更に増してくる。
家に電話をしても誰も出ず、松井先生が病院に連れて行ってくれることになった。
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