でも、いつも物静かだと思ってたけど、山賊に襲われたときは違ったよね。あんなふうに声を荒げた勇飛くんを見たのって、初めてな気がする。なんかワイルドでステキだったかも……。
そんなことを思ったとき、背後で足音がした。ハッとして振り返ると、今まさに考えていた相手が立っている。
「おはよう、セリ」
「あ、ユウヒくん、おはよう」
頬が勝手に赤くなってしまう。さっきまで考えてたことが彼にわかるはずはないと思うけど、でもなんだか恥ずかしい。
「さっき氷の壁を作ったのは、もしかしてセリ?」
勇飛くんが私の横に腰を下ろしながら言った。
「うん。あれで敵の攻撃を防いだりできるみたい」
「へえ」
「さっき魔法図書館に行って、図書館さんから魔法書を借りてきたの」
私の言葉に勇飛くんが本を覗き込み、眉を寄せる。
「何て書いてあるのかさっぱりわからないな」
「え?」
彼の言葉に私はびっくりして本を見た。
「だって、ほら、ここには“相手の動きを止めるにはその相手に杖の先を向けて、インピーディムと唱え、スペルを綴る”って書いてあるの、わかるでしょ?」
私が指で差したところを見ても、勇飛くんは首を振った。
そんなことを思ったとき、背後で足音がした。ハッとして振り返ると、今まさに考えていた相手が立っている。
「おはよう、セリ」
「あ、ユウヒくん、おはよう」
頬が勝手に赤くなってしまう。さっきまで考えてたことが彼にわかるはずはないと思うけど、でもなんだか恥ずかしい。
「さっき氷の壁を作ったのは、もしかしてセリ?」
勇飛くんが私の横に腰を下ろしながら言った。
「うん。あれで敵の攻撃を防いだりできるみたい」
「へえ」
「さっき魔法図書館に行って、図書館さんから魔法書を借りてきたの」
私の言葉に勇飛くんが本を覗き込み、眉を寄せる。
「何て書いてあるのかさっぱりわからないな」
「え?」
彼の言葉に私はびっくりして本を見た。
「だって、ほら、ここには“相手の動きを止めるにはその相手に杖の先を向けて、インピーディムと唱え、スペルを綴る”って書いてあるの、わかるでしょ?」
私が指で差したところを見ても、勇飛くんは首を振った。


