「違う、よ。勇飛くんのことが好きだから……私のことを好きになってほしくて魅了魔法を使ったの。でも、魔法で気持ちを弄んじゃいけないってすぐに気づいた。無理矢理キ、キス……させちゃってごめんなさい」
恥ずかしくなって視線を落とすと、勇飛くんが私の手を離した。温もりが離れて、私はやるせない気持ちで彼を見上げる。
勇飛くんこそ、ゲームの世界だったから、私を助けたりかばったりしてくれたの?
不安そうな私の表情を見て、勇飛くんがふっと微笑んだ。
「俺もゲームの世界に入る前から、世里のことが好きだった」
ゲームの世界に入る前から……? 夢みたいな言葉を言われて、私は瞬きを繰り返す。
「ホントに?」
「嘘なんか言ってどうすんの」
「じゃ、あのときのは……?」
「俺は気持ちを込めてキスしたつもりだった」
「じゃあ……」
ファシネーションの呪文は効いてなかったんだ……。
勇飛くんがあのときのことを思い出したのか、笑いながら言う。
「一生懸命説明しようとしてたのに、世里がぜんぜん話を聞いてくれないから、どうしたものか悩みながら、結局、呪文が解けて正気に戻ったふりをしたんだ」
恥ずかしくなって視線を落とすと、勇飛くんが私の手を離した。温もりが離れて、私はやるせない気持ちで彼を見上げる。
勇飛くんこそ、ゲームの世界だったから、私を助けたりかばったりしてくれたの?
不安そうな私の表情を見て、勇飛くんがふっと微笑んだ。
「俺もゲームの世界に入る前から、世里のことが好きだった」
ゲームの世界に入る前から……? 夢みたいな言葉を言われて、私は瞬きを繰り返す。
「ホントに?」
「嘘なんか言ってどうすんの」
「じゃ、あのときのは……?」
「俺は気持ちを込めてキスしたつもりだった」
「じゃあ……」
ファシネーションの呪文は効いてなかったんだ……。
勇飛くんがあのときのことを思い出したのか、笑いながら言う。
「一生懸命説明しようとしてたのに、世里がぜんぜん話を聞いてくれないから、どうしたものか悩みながら、結局、呪文が解けて正気に戻ったふりをしたんだ」


