顔を上げると、ディヴィナが杖を私に向けるのが見えた。何の呪文にしろ、次食らったらひとたまりもない。
私はすばやく腰紐から杖を引き抜いて構えた。
「エアキャノン!」
ディヴィナが杖を振るった直後、私も呪文を唱える。
「リフレクション!」
ディヴィナの放った、空気を大砲のように打ち出す攻撃魔法を、呪文を跳ね返すリフレクションで迎え撃つ。ディヴィナは自ら放った激しい空気の波動に襲われ、悲鳴を上げながら、ネフライトのそばの壁に叩きつけられた。衝撃で壁に掛けられていた絵が大きな音を立てて床に落ちる。
「小娘がぁ!」
よろよろと体を起こし、どうにか膝をついて立ち上がろうとするディヴィナを、ネフライトが片手で制した。
「私の弟子にこれだけのダメージを与えるとは。初級魔法使いだと侮りすぎたか」
ネフライトが私にゆっくりと近づいてきた。生命エネルギーをずいぶん使ってしまったせいか、体に力が入らず、私は片膝をついたまま顔を上げた。ネフライトが手を伸ばして私の襟をつかみ、引きずるようにしながら立たせる。
「く……」
私はすばやく腰紐から杖を引き抜いて構えた。
「エアキャノン!」
ディヴィナが杖を振るった直後、私も呪文を唱える。
「リフレクション!」
ディヴィナの放った、空気を大砲のように打ち出す攻撃魔法を、呪文を跳ね返すリフレクションで迎え撃つ。ディヴィナは自ら放った激しい空気の波動に襲われ、悲鳴を上げながら、ネフライトのそばの壁に叩きつけられた。衝撃で壁に掛けられていた絵が大きな音を立てて床に落ちる。
「小娘がぁ!」
よろよろと体を起こし、どうにか膝をついて立ち上がろうとするディヴィナを、ネフライトが片手で制した。
「私の弟子にこれだけのダメージを与えるとは。初級魔法使いだと侮りすぎたか」
ネフライトが私にゆっくりと近づいてきた。生命エネルギーをずいぶん使ってしまったせいか、体に力が入らず、私は片膝をついたまま顔を上げた。ネフライトが手を伸ばして私の襟をつかみ、引きずるようにしながら立たせる。
「く……」


