「朝になれば王は国民に重要な宣言をする。老齢のため王位を退き、後継者として偉大なる魔法使いのネフライトを指名するのだ。そうして王は城から姿を消す。その後の消息は誰にもわからない。なぜなら私にこの世から葬られるからだ!」
ネフライトが不気味な笑い声を立てた。ディヴィナも正気じゃないとは思ったけど、この人もおかしいわ!
「そんなにしてまで王位がほしいの?」
私がどうにか絞り出した声に、ネフライトが目を細めて私を見る。
「明々白々、答えるまでもなかろう。王になればすべてが手に入る。金も権力も。その両方を持つ者にひれ伏さない者はいない」
「一つ足りないわ」
私の言葉にネフライトが険しい表情になる。
「何が足りない」
「愛よ」
自分で言っていて恥ずかしいけれど、それは本当のこと。
「たとえ無理矢理お金と力を手に入れても、アーマントゥルードさんは手に入らないわ。だって、あなたが無理矢理手に入れたけど、結局彼女に拒まれたんだものね」
「あの女の名は口にするな!」
ネフライトが恐ろしい形相で私を睨んだが、私はひるまず続ける。
ネフライトが不気味な笑い声を立てた。ディヴィナも正気じゃないとは思ったけど、この人もおかしいわ!
「そんなにしてまで王位がほしいの?」
私がどうにか絞り出した声に、ネフライトが目を細めて私を見る。
「明々白々、答えるまでもなかろう。王になればすべてが手に入る。金も権力も。その両方を持つ者にひれ伏さない者はいない」
「一つ足りないわ」
私の言葉にネフライトが険しい表情になる。
「何が足りない」
「愛よ」
自分で言っていて恥ずかしいけれど、それは本当のこと。
「たとえ無理矢理お金と力を手に入れても、アーマントゥルードさんは手に入らないわ。だって、あなたが無理矢理手に入れたけど、結局彼女に拒まれたんだものね」
「あの女の名は口にするな!」
ネフライトが恐ろしい形相で私を睨んだが、私はひるまず続ける。


