「あら、あなた、生きてたんだ」
「生きてちゃいけませんかっ」
私はライバル心むき出しで彼女を見た。勇飛くんに苦笑されて、大人げなかったかなと落ち込んでしまう。
「ところで、あなたたち、どこへ行くつもり? どう見ても剣士と魔法使いには見えないんだけど」
アーマントゥルードさんの問いに勇飛くんが答える。
「王城に行くつもりなんです」
「あんなに仲間が命を落としているのに、こりもせずまた請願書を届けに行くわけ?」
「いえ、内情を探るためです。アーマントゥルードさんは城の様子を何か聞かれましたか?」
勇飛くんの言葉に、彼女は艶っぽく微笑みながら言う。
「他人行儀でいやあね。アーマントゥルードって呼び捨てにして。あたしとあなたはこの国にたった二人残った剣士なんだから」
「はぁ」
「王城に行くつもりなら、あたしも同行させてくれない?」
「そうですね……」
勇飛くんが考え込むように指を顎に当て、私は思わず口を挟む。
「アーマントゥルードさんは村に戻って体を休めた方がいいと思います!」
「あら」
彼女が目を細めて私を見た。美しいエメラルド色の瞳が怪しく光る。
「生きてちゃいけませんかっ」
私はライバル心むき出しで彼女を見た。勇飛くんに苦笑されて、大人げなかったかなと落ち込んでしまう。
「ところで、あなたたち、どこへ行くつもり? どう見ても剣士と魔法使いには見えないんだけど」
アーマントゥルードさんの問いに勇飛くんが答える。
「王城に行くつもりなんです」
「あんなに仲間が命を落としているのに、こりもせずまた請願書を届けに行くわけ?」
「いえ、内情を探るためです。アーマントゥルードさんは城の様子を何か聞かれましたか?」
勇飛くんの言葉に、彼女は艶っぽく微笑みながら言う。
「他人行儀でいやあね。アーマントゥルードって呼び捨てにして。あたしとあなたはこの国にたった二人残った剣士なんだから」
「はぁ」
「王城に行くつもりなら、あたしも同行させてくれない?」
「そうですね……」
勇飛くんが考え込むように指を顎に当て、私は思わず口を挟む。
「アーマントゥルードさんは村に戻って体を休めた方がいいと思います!」
「あら」
彼女が目を細めて私を見た。美しいエメラルド色の瞳が怪しく光る。


