ーそれから数年ー



僕らは大人になった。

今でも僕は人の不幸を食べる。

全て吸い取らないようにしてるけど…




ある日、不幸を食べ過ぎた僕は

魔に飲まれそうになった。

そんな時に白雪が言ってくれたんだ。



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『ゔっ…』


白雪「封魔?!」


『来るな…!!』

いつかこんな日が来ると思ってた…

不幸…魔を食べれば食べるほど

体調も悪くなって…

いつか魔に食われるんじゃないかって…


白雪「ねぇ!!どうしたの?!」


『だから来るなと言っただろっ…!!』

白雪に危害が出る前に…と

彼女を遠ざけるため、声をあげる僕。