ふたりのきせき




「舜ちゃんに告白したって聞いた日から
私はあんたをずっと見てきた。
あんたは友達にも恵まれてて
私とは全然違う。
私には舜ちゃんしかいないの…っ!!」



「私だって舜哉くんだけだよ?
私だって…」



「舜ちゃんは廣瀬さんが好きなんだよっ…」



え?
舜哉くんが私を…?

「でも…美音ちゃん付き合ってる…。」


「“付き合ってる”だけ。
舜ちゃんの心はもう私のものじゃない。」




美音ちゃん…。



「私はちゃんと舜ちゃんと話してくるから…。」


と美音ちゃんは
屋上をあとにした。