―――――・・・・・・ 庭園で話す、ということになって あの不気味な図書室から戻ってきた。 今は電気がついていて明るかろうと 暗く感じてしまう。 「あっちゃんたちが行ってから ちょっとしてから扉が全部しまったんだ」 輝野内くんの話と同じだ。 「それからなんでか電気も消えて、 窓が閉まったのに風がふいた・・・・・・ 足音も、何もしなかった。 だけど・・・・・・そこにいる気はした」