「僕たちがここにいたら、 幽霊も来ないんじゃないかな?」 エセ紳士がもっともなことを言う。 「そうだな・・・・・・ じゃあ、ここから離れて 槙からの連絡を待とう」 そんなこんなで、槙には事情をメールで 伝えて、図書室のある階の階段で待つことにした。