ズンズン前を進む王様。 こいつは生まれ変わっても 王様でしかないだろうと思った。 「依頼、受けてくれるようで嬉しいよ」 モサッとした頭のメガネ。 きっと彼が、輝野内くん。 「あのことがあってから図書室で 勉強できなくて困ってるんだ・・・」 そう俯いた輝野内くんは、 かなりの勉強好きだ。それでも教室で 勉強するって・・・・・・家でやれよ。