「実は僕、苦手なんだよね・・・」


そう呟く魅音。


「魅音は道子ちゃんの
 お気に入りだからね」


じゃあなんでついてきたの・・・・・・



「六月兄さん!!」


高い声が、エセ紳士を呼んだ。


走ってきたのは
ショートカットの女の子。


陸上やってそう。