「優介の中

あったかい…♪」


優介のベッドの中は、

優介の匂いが漂っていた。


まるで、優介に

体全体を包まれてるようだ。


「そうか?」


「なんか

眠くなってくる――…」


優介の中が

あったかすぎて

私は睡魔に襲われる。


「ちょ、成美っ!!??」


遠のく意識の中で、

微かに優介の

驚いた声がした…。