私は誰にでも聞こえるように盛大にためいきをつく。
「もういいかげんにしてほしい…。」
「まぁ、ジュリエットそんな風に言わないの、レイ様も困ってるみたいだし…。」
「何言ってるのロゼット!レイはいっつもにやにやしてるじゃない!!」
レイがデビューしてからだいぶ日にちが経った。。
私たちは、以前よりも短い周期で移動するようになったため、今月の公演は【月の国】に入ってもう5回目だった。
つまり、この黄色い歓声をショーの度に毎回聞かされていた。
「レイ様!いつまでご滞在ですの?」
「今度は私をステージにあげてください!」
「もうずっとこの街にいてくださればいいのに…」
ジト目で遠巻きにその集団をにらむ。
「…本当にうるさい。」
「まあ、ジュリエット。レイ様の気持ちもわかってあげなさいな。城の外に出て、普通の人と接するのはほとんど初めてみたいなものなのよ。あんなに囲まれたら困るに決まっているじゃない。」
ロゼットは苦笑いする。
「は…じめて?」
私の記憶が正しければ、騎士団は調査や外交の兼ね合いで遠征も多い。
城を出て街を歩くことも少なくなかったはずだ。
「えぇ、おそらく初めてよ。
任務で外に出ることはあっても、いつも寄り道なんて一切せず真っ直ぐ城に戻ってたはず。しかも、お休みの日であってもずっと鍛錬にはげんでいらしたから。遊んでるところどころか、団員以外の女性と接してるところなんて一度も見たことないくらいよ。」
「そう…なんだ…」
少し驚いた。
私、本当にレイのこと何にも知らないや…
同じ城で生活していたはずなのに、なんでこんなに知らないんだろう…。
「その上、3年もあのだだっ広い城で1人暮らしをしていたら、女の子の扱いなんて知ってるわけないわ。レイ様も自分の美貌にはあまり気付いてないみたいだし…」
「…ふーん。」
そういえば最近、レイと話してないな…
女の子といっつも遅くまでお喋りしてるし、訓練とか稽古の時も話すことは特にないし…
「もういいかげんにしてほしい…。」
「まぁ、ジュリエットそんな風に言わないの、レイ様も困ってるみたいだし…。」
「何言ってるのロゼット!レイはいっつもにやにやしてるじゃない!!」
レイがデビューしてからだいぶ日にちが経った。。
私たちは、以前よりも短い周期で移動するようになったため、今月の公演は【月の国】に入ってもう5回目だった。
つまり、この黄色い歓声をショーの度に毎回聞かされていた。
「レイ様!いつまでご滞在ですの?」
「今度は私をステージにあげてください!」
「もうずっとこの街にいてくださればいいのに…」
ジト目で遠巻きにその集団をにらむ。
「…本当にうるさい。」
「まあ、ジュリエット。レイ様の気持ちもわかってあげなさいな。城の外に出て、普通の人と接するのはほとんど初めてみたいなものなのよ。あんなに囲まれたら困るに決まっているじゃない。」
ロゼットは苦笑いする。
「は…じめて?」
私の記憶が正しければ、騎士団は調査や外交の兼ね合いで遠征も多い。
城を出て街を歩くことも少なくなかったはずだ。
「えぇ、おそらく初めてよ。
任務で外に出ることはあっても、いつも寄り道なんて一切せず真っ直ぐ城に戻ってたはず。しかも、お休みの日であってもずっと鍛錬にはげんでいらしたから。遊んでるところどころか、団員以外の女性と接してるところなんて一度も見たことないくらいよ。」
「そう…なんだ…」
少し驚いた。
私、本当にレイのこと何にも知らないや…
同じ城で生活していたはずなのに、なんでこんなに知らないんだろう…。
「その上、3年もあのだだっ広い城で1人暮らしをしていたら、女の子の扱いなんて知ってるわけないわ。レイ様も自分の美貌にはあまり気付いてないみたいだし…」
「…ふーん。」
そういえば最近、レイと話してないな…
女の子といっつも遅くまでお喋りしてるし、訓練とか稽古の時も話すことは特にないし…

