久しぶりの公演だったけど、団員の動きは全くなまっていなかった。
レイも予想通り、完璧なマジックショーを披露していた。
そしていつものように、今回も大成功のまま幕を閉じた…のだけれど…
「きゃーーー!!レイ様ッ!!」
「素敵、どうかこちらを向いて!!」
「あぁ、本当にこの世の方とは思えないわ!!」
「きゃっ!今!目があった!!」
「…おい、ありゃ何だ。」
唇の端をひきつらせるデイヴィス。
「…見てわかんないの。あれ、全部レイの追っかけよ。」
私も呆然その集団を見る。
3、40人はいるだろうか…。
公演が終わった瞬間、レイはあっというまにこの町の女性に取り囲まれて、身動きが取れなくなっていた。
「ジュリエット。俺一番人気だったよな…」
「はい。かつては。」
「元気を出してください、団長。団長もかなり男前な方ですよ!!」
ロゼットは優しく団長を慰める。
「レイ様!今日はぜひうちへいらしてください!」
「いえ!我が家へ!料理から寝具まで最高級のものを用意させていただきますわ!!!」
女の子の集団から、身長のせいで頭一つ抜き出ているレイ。
はにかんだような笑顔がよく見える。
ふと一瞬、目があう。
だけど、すぐに、周囲の女の子に目線を戻してしまった。
!!!
なによ!!にやにやしちゃって!!
「もうレイなんて知らない。私、片づけてきまーす。」
「あ、ジュリエット?」
女の子に囲まれて嬉しそうにしちゃって!
レイの女ったらし!!はしたないわ!
私はドスドス足音をたてて、テントに引き返した。
この日を境に、デイヴィスが美容の為に毎日保湿パックをするようになったのは言うまでもない。
レイも予想通り、完璧なマジックショーを披露していた。
そしていつものように、今回も大成功のまま幕を閉じた…のだけれど…
「きゃーーー!!レイ様ッ!!」
「素敵、どうかこちらを向いて!!」
「あぁ、本当にこの世の方とは思えないわ!!」
「きゃっ!今!目があった!!」
「…おい、ありゃ何だ。」
唇の端をひきつらせるデイヴィス。
「…見てわかんないの。あれ、全部レイの追っかけよ。」
私も呆然その集団を見る。
3、40人はいるだろうか…。
公演が終わった瞬間、レイはあっというまにこの町の女性に取り囲まれて、身動きが取れなくなっていた。
「ジュリエット。俺一番人気だったよな…」
「はい。かつては。」
「元気を出してください、団長。団長もかなり男前な方ですよ!!」
ロゼットは優しく団長を慰める。
「レイ様!今日はぜひうちへいらしてください!」
「いえ!我が家へ!料理から寝具まで最高級のものを用意させていただきますわ!!!」
女の子の集団から、身長のせいで頭一つ抜き出ているレイ。
はにかんだような笑顔がよく見える。
ふと一瞬、目があう。
だけど、すぐに、周囲の女の子に目線を戻してしまった。
!!!
なによ!!にやにやしちゃって!!
「もうレイなんて知らない。私、片づけてきまーす。」
「あ、ジュリエット?」
女の子に囲まれて嬉しそうにしちゃって!
レイの女ったらし!!はしたないわ!
私はドスドス足音をたてて、テントに引き返した。
この日を境に、デイヴィスが美容の為に毎日保湿パックをするようになったのは言うまでもない。

