その掛け声とともに試合が始まることはなかった。
「きゃぁぁああああああああ!!!!」
私は激しい頭痛に襲われた。
「ジュリエット様!?」
痛い。頭が割れそうだ。
ものすごいスピードでビジョンが流れ込む。
「ジュリエット様!!」
異変を感じ取ったデイヴィスが素早く駆けつけてくる。
「どうした。何があった?」
「分かりません!!急に姫様が…」
「どけ、ロゼット、デイヴィス。」
「うぁ…あ…」
金髪の少年が私の額にそっと手を置く。
「鎮まれ…」ぽうっと青い光がかざされた。
少しずつビジョンが霞んでいく…頭痛が和らぐ。
その時急にすさまじい爆発音が響き、地面が揺れた。
「大変です。団長!!!城が襲撃されています!!」
「何だと!?」
その声につられて城の方角をみやる。
信じられない。
城が真っ赤な炎に包まれている。
、奥の宝物庫の塔が根元から折れ、倒れていくのが見えた。
妙に現実味のない光景だった。真っ黒な雲が空を覆い、見る間に雷雨が降り注ぐ。
「デイヴィス、君は国王夫妻の元へ行け!!!ねらいは王族の血かもしれない!」
「レイ!お前は!?」
「僕はジュリエット様を安全なところにお連れしてから行く!!
それまでなんとか持ちこたえろ!」
「了解、頼んだぞ。
総員城へ迎え!赤の団、黒の団、ともに俺が指揮する!!」
「ロゼット、君は僕についてこい!」
「はい!」
私はぼんやりした意識の端で少年が自分を抱きあげてくれたのを感じた。
「きゃぁぁああああああああ!!!!」
私は激しい頭痛に襲われた。
「ジュリエット様!?」
痛い。頭が割れそうだ。
ものすごいスピードでビジョンが流れ込む。
「ジュリエット様!!」
異変を感じ取ったデイヴィスが素早く駆けつけてくる。
「どうした。何があった?」
「分かりません!!急に姫様が…」
「どけ、ロゼット、デイヴィス。」
「うぁ…あ…」
金髪の少年が私の額にそっと手を置く。
「鎮まれ…」ぽうっと青い光がかざされた。
少しずつビジョンが霞んでいく…頭痛が和らぐ。
その時急にすさまじい爆発音が響き、地面が揺れた。
「大変です。団長!!!城が襲撃されています!!」
「何だと!?」
その声につられて城の方角をみやる。
信じられない。
城が真っ赤な炎に包まれている。
、奥の宝物庫の塔が根元から折れ、倒れていくのが見えた。
妙に現実味のない光景だった。真っ黒な雲が空を覆い、見る間に雷雨が降り注ぐ。
「デイヴィス、君は国王夫妻の元へ行け!!!ねらいは王族の血かもしれない!」
「レイ!お前は!?」
「僕はジュリエット様を安全なところにお連れしてから行く!!
それまでなんとか持ちこたえろ!」
「了解、頼んだぞ。
総員城へ迎え!赤の団、黒の団、ともに俺が指揮する!!」
「ロゼット、君は僕についてこい!」
「はい!」
私はぼんやりした意識の端で少年が自分を抱きあげてくれたのを感じた。

