私は震える肩を抱きしめながら、「目」を開いた。
目的地はおそらく城…。
結界内に侵入した魔力は…1つじゃない…2つ…3つ…おそらく10数人か…どこかの軍の小隊?
違う…この魔力は…
「レイ!バラ園よ!私が落ちてきた場所に向かって!!」
「何か見えた!?」
「多分!移動魔法の痕跡をたどってきてるわ!急ぎましょう!」
シルバーはあっという間に城まで私たちを連れ帰ってくれた。
スピードを緩めず一気に城の裏手のバラ園を目指す。
いつの間にか、レイは金色の長いロッドを握っていた。
触れる肌からは息の詰まりそうなほどレイの濃い魔力を感じた。
私はさっきの予感を確かめたかった。
そこにいるのは…きっと…
一面にバラの香りがたちこめる。
その中心に見慣れた荷馬車が二台止まっている。
そして、そこにいたのは私の大好きな人たちだった。
「団長!!!!ロゼットさん!!!!!」
遠くの人影がこちらを振り向く。
私は飛び降りて全速力で駆け寄った。
「ジュリエット!!!!」
私はまっすぐ二人の胸の中に飛び込む。
「あぁ、…本当にジュリエットなんだね…
本当に無事でよかった…」
ロゼットさんが涙ながらに思いっきり抱きしめてくれる。
「すまない、遅くなってしまって…」
団長は、最後に見た姿よりずいぶん回復していた。
顔のやけどは白くひきつっていたけど、ほぼ完治しているようだった。
足はしっかりギプスで固定してある。
「私より、みんなが無事でよかったわ!!
あぁ、また逢えてよかった…」
私は周りを見渡した。
「みんな生きてるのね…」
「当り前さ!俺らがあの程度の下級悪魔にやられるわけないだろう!!」
一座の仲間たちは、それぞれ傷を負いながらも、
だれ一人欠けることなくそこにいた。
「ジュリエット…あんたの無事だけが心配だったんだよ…
私たちは本当に大丈夫なんだから…」
ロゼットさんは私を頭のてっぺんからつま先まで確認する。
「嘘…。無理やりの時空移動…したはずなのに…」
不思議そうに私を見る彼女に、私は言った。
「あのね、このお城の魔法使いさんに助けてもらったの。」
「魔法使い…まさか…」
ロゼットさんがはっとする。
目的地はおそらく城…。
結界内に侵入した魔力は…1つじゃない…2つ…3つ…おそらく10数人か…どこかの軍の小隊?
違う…この魔力は…
「レイ!バラ園よ!私が落ちてきた場所に向かって!!」
「何か見えた!?」
「多分!移動魔法の痕跡をたどってきてるわ!急ぎましょう!」
シルバーはあっという間に城まで私たちを連れ帰ってくれた。
スピードを緩めず一気に城の裏手のバラ園を目指す。
いつの間にか、レイは金色の長いロッドを握っていた。
触れる肌からは息の詰まりそうなほどレイの濃い魔力を感じた。
私はさっきの予感を確かめたかった。
そこにいるのは…きっと…
一面にバラの香りがたちこめる。
その中心に見慣れた荷馬車が二台止まっている。
そして、そこにいたのは私の大好きな人たちだった。
「団長!!!!ロゼットさん!!!!!」
遠くの人影がこちらを振り向く。
私は飛び降りて全速力で駆け寄った。
「ジュリエット!!!!」
私はまっすぐ二人の胸の中に飛び込む。
「あぁ、…本当にジュリエットなんだね…
本当に無事でよかった…」
ロゼットさんが涙ながらに思いっきり抱きしめてくれる。
「すまない、遅くなってしまって…」
団長は、最後に見た姿よりずいぶん回復していた。
顔のやけどは白くひきつっていたけど、ほぼ完治しているようだった。
足はしっかりギプスで固定してある。
「私より、みんなが無事でよかったわ!!
あぁ、また逢えてよかった…」
私は周りを見渡した。
「みんな生きてるのね…」
「当り前さ!俺らがあの程度の下級悪魔にやられるわけないだろう!!」
一座の仲間たちは、それぞれ傷を負いながらも、
だれ一人欠けることなくそこにいた。
「ジュリエット…あんたの無事だけが心配だったんだよ…
私たちは本当に大丈夫なんだから…」
ロゼットさんは私を頭のてっぺんからつま先まで確認する。
「嘘…。無理やりの時空移動…したはずなのに…」
不思議そうに私を見る彼女に、私は言った。
「あのね、このお城の魔法使いさんに助けてもらったの。」
「魔法使い…まさか…」
ロゼットさんがはっとする。

