にわかには信じがたいが、よくよく見るとあちこちの【星の国】の王家の紋章が見える。
しかもたった一人の従者の方からは、異様なまでの魔力が感じ取れる。たった一人でも王様を守れるだけの…
団長も私も旅の中でいくつもの修羅場をくぐり抜けてきている。そんな私たちの目には、彼らが嘘をついているようには見えなかった。本当に彼はこの国の主なのだろう…。
「国王様が、私に一体どんな御用でしょうか?」
おずおずと尋ねてみる。
「アレンで構わないよ、ジュリエット。そうだね、単刀直入に言おう。ジュリエット、私はは君を城の舞踏会へ招待したい。」
…お城の舞踏会?
一瞬何のことかよくわからない。
「君の歌声に本当に感動した。天使のような見た目も、その声も。君を明後日の舞踏会に楽師として招きたい。どうか引き受けてはいただけないか。」
信じられないが、あの華やかな舞台に私は国王じきじきに招待されているようだ。
「国王様??私などでよいのですか?」
【星の国】の舞踏会といえば、上流階級の人間しか参加できない、華やかな社交の場として有名だ。そこにまねかれる楽団、楽師ももちろん最高レベルである。まさか、その舞台に立てるチャンスが来るなんて思いもしなかった。
「私は君の歌がまた聞きたい。どうだろう、団長。アリアを貸してはくれまいか。」
歌いたいと思った。何より自分の力を試すチャンスだ。私は希望に満ちた目で団長を振り返った。
「とても…身に余るお話ですね……、しかしこの子はまだ駆け出しなので…」
いつも強気で背中を押してくれる団長が、なぜかこの時は反応が悪かった。誰よりもこのチャンスを喜んでくれると思ったのに…
「団長、私頑張ります。どうか行かせてください!」
「国王様、大変失礼なことだと承知の上で、このご返事明日でも構いませんか。少しジュリエットと話をさせてください。」
団長は私の声に耳を貸さず、国王様に頭を下げた。
「そうか、では今日のところは引き上げよう。ぜひ良い返事を期待している。」
国王は少しも嫌な顔などせず、きれいな顔でうなずいた。
しかもたった一人の従者の方からは、異様なまでの魔力が感じ取れる。たった一人でも王様を守れるだけの…
団長も私も旅の中でいくつもの修羅場をくぐり抜けてきている。そんな私たちの目には、彼らが嘘をついているようには見えなかった。本当に彼はこの国の主なのだろう…。
「国王様が、私に一体どんな御用でしょうか?」
おずおずと尋ねてみる。
「アレンで構わないよ、ジュリエット。そうだね、単刀直入に言おう。ジュリエット、私はは君を城の舞踏会へ招待したい。」
…お城の舞踏会?
一瞬何のことかよくわからない。
「君の歌声に本当に感動した。天使のような見た目も、その声も。君を明後日の舞踏会に楽師として招きたい。どうか引き受けてはいただけないか。」
信じられないが、あの華やかな舞台に私は国王じきじきに招待されているようだ。
「国王様??私などでよいのですか?」
【星の国】の舞踏会といえば、上流階級の人間しか参加できない、華やかな社交の場として有名だ。そこにまねかれる楽団、楽師ももちろん最高レベルである。まさか、その舞台に立てるチャンスが来るなんて思いもしなかった。
「私は君の歌がまた聞きたい。どうだろう、団長。アリアを貸してはくれまいか。」
歌いたいと思った。何より自分の力を試すチャンスだ。私は希望に満ちた目で団長を振り返った。
「とても…身に余るお話ですね……、しかしこの子はまだ駆け出しなので…」
いつも強気で背中を押してくれる団長が、なぜかこの時は反応が悪かった。誰よりもこのチャンスを喜んでくれると思ったのに…
「団長、私頑張ります。どうか行かせてください!」
「国王様、大変失礼なことだと承知の上で、このご返事明日でも構いませんか。少しジュリエットと話をさせてください。」
団長は私の声に耳を貸さず、国王様に頭を下げた。
「そうか、では今日のところは引き上げよう。ぜひ良い返事を期待している。」
国王は少しも嫌な顔などせず、きれいな顔でうなずいた。

