「…さぁ、着いたようだ。」
視界がぱっと開ける。私たちは馬の歩みを止める。
息をのむ光景だった。一面キラキラと輝いている。視界一面に広がる巨大な滝が、躍動する水の流れをそのままに凍っていた。水も、草も、地面を白く輝いている。ここは一面の銀世界だった。
私は後ろを振り返る、確かに緑の森があった。しかしこの広場だけ、すべてが凍っていた。
レイは馬から降りると、白い息を吐きながらその巨大な滝に近づいて行った。
「なんて強大な魔力なんだ…」
「古代のエルフたちが築き上げた氷の封印だ。どんな炎でも溶かすことはできない。」
「ドラゴンでもだめなのか?」デイヴィスがルビーを示しながら尋ねる。
サーシャは首を振った。「反対属性の魔力は弾いてしまうのだ。どんなに強力だとしても…」
「あら、失礼しちゃうわね。」ルビーは小さい頬を膨らませた。
私はその凍る滝に目を凝らした。「あっ!あれ?」私は滝の奥に輝く青い光を見た。
「そうだ。あれが【月の石】だ。多くの者が、森の封印に弾かれてここまでたどり着くことすらできなかった。ここまで来た者もいたが、決してあの封印は解くことができなかった。」
私たちはその美しく荘厳な景色に目を奪われてしまった。
エルフ族の鉄壁の封印は恐ろしいほど純潔な輝きを放っていた。
レイは一歩歩み出た。
「みんな、少し下がっていてくれないか。」
ロッドを握りしめ佇むレイから、びっくりするほど濃い魔力を感じ取って、私たちは後ろに下がる。
白銀の世界に輝くその魔導士は、本当に一枚の絵画のような美しさだった。
レイは滝の流れこむ湖にそっと滑り出た。
完全に凍っているようで、レイが乗ろうと氷はびくともしなかった。
レイの溢れるほど強力な魔力があたりに満ちる。あまりの強さに意識を失いそうになる。レイは詠唱を始めた。
「血の契約の元、我請い願わん。漆黒の闇より生まれし海神(わだつみ)よ、力を秘めし碧(あお)き神獣よ、封印の鎖今解き放たん。汝の力をここに示せ。盟約のもと我に従え!!出でよ!リヴァイアサン!!」
足元に開いた巨大な魔方陣から碧い輝きが放たれる。レイの姿が見えなくなり、彼の魔力だけがあたりに満ちる。大地が揺れた。
視界がぱっと開ける。私たちは馬の歩みを止める。
息をのむ光景だった。一面キラキラと輝いている。視界一面に広がる巨大な滝が、躍動する水の流れをそのままに凍っていた。水も、草も、地面を白く輝いている。ここは一面の銀世界だった。
私は後ろを振り返る、確かに緑の森があった。しかしこの広場だけ、すべてが凍っていた。
レイは馬から降りると、白い息を吐きながらその巨大な滝に近づいて行った。
「なんて強大な魔力なんだ…」
「古代のエルフたちが築き上げた氷の封印だ。どんな炎でも溶かすことはできない。」
「ドラゴンでもだめなのか?」デイヴィスがルビーを示しながら尋ねる。
サーシャは首を振った。「反対属性の魔力は弾いてしまうのだ。どんなに強力だとしても…」
「あら、失礼しちゃうわね。」ルビーは小さい頬を膨らませた。
私はその凍る滝に目を凝らした。「あっ!あれ?」私は滝の奥に輝く青い光を見た。
「そうだ。あれが【月の石】だ。多くの者が、森の封印に弾かれてここまでたどり着くことすらできなかった。ここまで来た者もいたが、決してあの封印は解くことができなかった。」
私たちはその美しく荘厳な景色に目を奪われてしまった。
エルフ族の鉄壁の封印は恐ろしいほど純潔な輝きを放っていた。
レイは一歩歩み出た。
「みんな、少し下がっていてくれないか。」
ロッドを握りしめ佇むレイから、びっくりするほど濃い魔力を感じ取って、私たちは後ろに下がる。
白銀の世界に輝くその魔導士は、本当に一枚の絵画のような美しさだった。
レイは滝の流れこむ湖にそっと滑り出た。
完全に凍っているようで、レイが乗ろうと氷はびくともしなかった。
レイの溢れるほど強力な魔力があたりに満ちる。あまりの強さに意識を失いそうになる。レイは詠唱を始めた。
「血の契約の元、我請い願わん。漆黒の闇より生まれし海神(わだつみ)よ、力を秘めし碧(あお)き神獣よ、封印の鎖今解き放たん。汝の力をここに示せ。盟約のもと我に従え!!出でよ!リヴァイアサン!!」
足元に開いた巨大な魔方陣から碧い輝きが放たれる。レイの姿が見えなくなり、彼の魔力だけがあたりに満ちる。大地が揺れた。

