校内に入ると
外見とは全く違った内装
ピカピカだー…
変なところに金掛けてるのね
S組に入ると
クラスの半分くらいの人がいた
可愛い子多いな〜!!私浮いてるわコレ
席は決まってないみたいだから
適当に窓際のポカポカした所に座る事にした
廊下側は寒いからね汗
外をぼんやり眺めてると
だんだんクラスが揃ってきていて
メンバーをよくみてみると颯汰がいた
席を立ち上がり、颯汰のいる所に向かう
「久しぶりじゃん颯汰~!!!!
こっち戻ってくるなら言ってよ笑」
颯汰の背中をバシバシ叩きながら私は言う
「お、おいっ!!いってぇな!
ふざけん…って奏!?!? 嘘だろおい」
颯汰は驚きを隠せない様子で私を見る
「私も、まさかここで再会するとは
思わなかったよー!!元気にしてた?」
久しぶりにあうとやっば変わってる所沢山あるなー…声も低くなってるし
「おう!奏とはメールとかしてたけど
会うのは数年ぶりだもんな〜
ここに戻ってくる事伝えるのは、
高校入ってからにしようと思ったんだけど、まさか同じ高校で同じクラスとはね」
「自分でも、なんでこの高校に入れたか
も分かんないの!よりによってSクラスだし!」
ハハハっと颯汰は笑って
「あの、奏がだもんなー…
Sクラスは本当にどういう基準か分からないよ全く。あ、もうすぐ席座った方がいいんじゃね?また後で話そーぜ」
颯汰ってそれなりに顔イイし
勉強も出来るし運動も出来る
なんだかんだでパーフェクト人間だよなー
てか、颯汰さん私と同じこと言ってるよ
さすが幼馴染!!!
いやー、知り合いが一人でもいると
心強いもんだとしみじみと思いながら
私は自分の席に着いた
