「…誰かいるのか?」
うわあああああばれたあああああ
これは人生で5番目くらいにピンチ!!
これはもう…出るしかない!!!!!
「あっあの!!本読もうと思ってたらここまできちゃって…!!!」
「あぁ、中森か。ここ奥過ぎて誰も近寄ってこないから凄く落ち着くんだ。教室は騒がしいしな」
いっつも囲まれてるんもんね~…大変だ大変だ
「へぇ~そうなんだ…!落ち着ける場所なのになんかお邪魔しちゃったみたいだから私行くね」
「別に邪魔じゃない……」
なんか今ボソッと言わなかった?
「ん?今なんか言った?」
「別に邪魔じゃないって言った。お前それにここで良い本見つけただろ」
邪魔じゃないってことはいてもいいんだよね…
「そ、そう…?なら一緒に本読んでもいいかな?」
「好きにしろ」
無愛想に言ってるけどなんだかトゲを感じないのは気のせいかな
私と彼方君はその場所でギリギリまで本を読んでいた。
この場所が2人にとって特別な場所に変わるのはもう少し後の話…
