「送ってくよ!」 「いいよ!いいよ! 私、一人で帰れるから!」 「だめだよー。女の子一人では帰らせれない!送るから行こっ☆」 私の返事も聞かず、先に歩き出した。 そして、すぐに振り向きーーー 「はやくっ!笑」 「あっうん!」 私は、そのあとを着いていく。 駅までの道のりは、あっという間だったけど二人で初めて歩いたことが嬉しかった。