12月のある朝。 「さむっ!」 肌寒くなり、ベッドからもなかなか出られなくなっていた。 「ゴホゴホッッ! やばあー風邪かな・・・」 頭がボーッとして脱力感に体が占領されていた。 でも、今日は休む訳にいかなかった。 初めてまかせられた、雑誌の1ページの提出日だったから。 薬を飲み、マスクをして出社した。