好きの大きさ【番外編更新中】


玲央と"契約"関係になってから半年。


最近私は、ストレスが溜まりやすくなった。


お母さんの事があってから今まで、定期的に精神科には行っていたんだけどね。

主治医は先生になったばかりの夏美先生。


玲央が何か悪いとかじゃなく、とにかく全ての事にイライラする。


それでも、学校では完璧なみんなの柚葉を演じてた。


でも、それは限界を迎えた。


土曜日家でお兄ちゃんと過ごして居ても
イライラして落ち着かない私。


部屋に戻ると、視界に入る全ても物を投げた。


大きな物音を聞いて駆けつけたお兄ちゃんに押さえつけられて、病院へ連合。


夏美先生曰く、

「今まで無理をし過ぎてたから、それがキャパオーバーして体調に影響した」

との事。


気持ちが落ち着くまで、入院する事になった。


お兄ちゃんに無理のし過ぎで怒られ、
夏美先生にも2時間近く説教された。


それでもイライラが落ち着かない私は、病室の物を投げた。


すると今度は、ベッド以外何もない個室に完全に隔離された。


一日中、窓から外を見てボーッとするだけの生活を気づけば1ヶ月。


私は面会謝絶。お兄ちゃんまで入れなくなった。


夏美先生がたまに顔を出す程度でしか、誰とも会わない。


ってか会いたくなかった。


お兄ちゃん以外の人に何もなくても笑う癖が付いてしまった私は、笑うのに疲れ誰かに会うことを恐れた。



それでも

「完璧じゃない……」

完璧になる事を諦めなかった。



完璧じゃない私は要らない。


お母さんだって言ってた。

要らないって。産まなければ良かったって。



あ……


どうして今まで気づかなかったんだろ。



自然と、机に置いてあった鏡に視線が向く。